●制作に必要なシステム構成「プリンター」
プリンターは、同人誌の表紙の確認やコピー本を作成する時などに、必要不可欠のアイテム。
けれど機種によって、性能や価格にけっこう差がある。なのでここでは同人誌向けという事に絞って、プリンターを購入する時にどこに気をつければいいのか。 カタログの見方を例にとって説明していく。ポイントを覚えておくと、店に行った時などにわかりやすい。

●インクカードリッジ
インクカードリッジとは、そのまんまインクが入っている容器の事で、このカードリッジの値段や性能にも気をつけて、プリンターを選んだ方が良い。

カードリッジの種類
インクカートリッジには「ヘッド一体型」「ヘッド分離型」「複数の色が一つのカートリッジ」「各色ごとにカートリッジ」になっているものがある。
消耗品であるインクカートリッジは、本体の値段が安いインクジェットプリンタにとって、ランニングコスト(一枚印刷するのにかかる費用のこと)を左右する重要な要素。最近のものは、ほとんどがヘッド分離型。
ではヘッド分離型でも、複数の色が一つのカートリッジになっているものと、各色ごとにカートリッジになっているもの、このうちのどちらが実際良いか?
これは印刷する写真やイラストによって違ってくる。各色が平等に減っていくのであれば、複数の色が一つのカートリッジになっているものでいいかもしれない。
実際に家庭で使う場合、色んな絵柄を印刷すると思うので、減っていくインクの量は一定ではない。青ばかりなくなったり、黄色ばっかり残ったり…
だからやはり各色ごとにカートリッジになっているものが良いと思う。そうすれば無くなった色だけ、交換すれば良いのでムダがなくなる。(それだけコストがかからなくてすむ)

インクは各社色々と工夫を凝らしているので、HPなどで色々調べてみる方が良い。
肌色重視のインクが良い〜とか、デジカメ使うから写真画質!とかね。

●印字ヘッド
そもそも、インクカードリッジと印字ヘッドって違うの?
そういう基本的な事もふまえて、説明したいと思います。

印字ヘッド
結論で言うならインクカードリッジと印字ヘッドは違います。別物です
簡単に言うとインクをドット(小さな点)にして、紙に吹きつけるのが印字ヘッドの役割です。

例えるなら、インクがガソリンで印字ヘッドがエンジンかな?どっちかがなくても車(この場合プリンター)は動かないわけです。

それに車の性能がエンジンで左右されるように、プリンターも印字ヘッドの性能に左右されます。
インクもしかり。ハイオク(6色インク分離インク型か?)を入れるか、レギュラー(4色インク一体型か?)入れるかによって走り(仕上がり)が違うのは当たり前ですね。

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